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トゥ神父
Paulus HA MINH TU, MF
新しく美しく…

 「青葉若葉に風香りて…(♬あお〜ばわ〜か〜ば〜に風かお〜り〜て…♬)」と思わず歌い出したくなるような季節です。美しい花々と新緑に誰もが心を弾ませます。私たちキリスト者は、日々新しく息吹を受け美しい命を生きています。キリストに近付いていく為には、日々祈りのうちに心を新たにされて、少しでも綺麗な心で主を迎えることが出来るようにと願っています。
 ある日、偶然目にした新車の新聞広告のキャッチフレーズに「あたらしく、うつくしく」という言葉がありました。その新車のキャッチフレーズは、その会社の伝統と関わった多くの人々の想いと期待と正に「さあ、どうぞ車に」という気持ちが込められていると思いました。
 前任地の浜松は車社会で都会と思っていましたが、この教会のある「武蔵小杉」ははるかに大都会です。しかし大都会で自動車に乗ることは渋滞や駐車場の問題など、却って難しい事が多いかもしれません。武蔵小杉が「一番住みたい街」と多くの人々に言われ続けるには、もっともっと住み良い街へと、日々新しく美しく生まれ変わっていく必要があります。
 キリスト者である私たちも、この街以上に日々新しくならなければなりませんが、私は何よりこの街にある教会として、多くの人々に訪れたい教会と言われるような中原教会でありたいと思います。
 間もなく聖母月である五月と共に「中原教会献堂六十周年」の、いわば還暦のお祝いを迎えます。「マリアはこれらのことをことごとく心に留めて巡らしていた」(ルカ2:19)というみ言葉は一人ひとりの心に残ります。だからこそ誰よりも、何よりも一番「あたらしく、うつくしく」出来るのです。
 私自身、中原教会の六十周年という節目の年に派遣されて、身も心も引き締まる思いです。ここ中原教会は、六十年という長い時間のうちに育まれた教会の伝統と、人々の交わりの深さと、未来への大きな使命と期待が溢れているように思います。車のキャチフレーズではありませんが、あたたかく開かれた中原教会も祈りのうちに一層「あたらしく、うつくしく」そして教会の守護聖人である「憐れみ深い聖母」の心をもって、愛を証して、救い主イエスを伝え「さあ、どうぞ教会へ」と多くの人々を誘ってみましょう。
 六十周年を記念するこの教会が新たな一歩を踏みだすことが出来ますように、祈りのうちに、心を一つにして盛り上げて参りましょう。


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2018.07.08 Sunday
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