東横病院内でミサを捧げていた人々をきっかけとして、1958年アトンメント会が武蔵小杉に設立した教会です。


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9月のメッセージ

再び「だん・しゃ・り」を!

トゥ神父

 八月後半に、アマゾンの大規模森林火災によって「地球の肺」と呼ばれるアマゾンの広範囲の緑が消失されました。また猛烈な暑さが長く続いた日本の夏でした。そして更に「これまでに経験したことのないような大雨になる」と頻繁に呼びかけられる報道がありました。この異常気象をきっかけに人間の私たちは、自然環境を無視していることを深く反省して、自然を大切に育むために責任を取らなければなりません。
 教皇フランシスコは毎年九月の第一日曜日を「被造物を大切にする祈願日」と定めておられます。恵まれたこの地に住んでいる私たちは自然の脅威に脅かせられながらも、何とか2ヶ月以上続いてきた暑い夏の季節を秋の気配の中で乗り越えようとしています。九月という夏の締めくくりの時期は「食欲の秋」「収穫の秋」を迎える為には、やるべき事をやらなくてはなりません。
 葡萄や梨などの実りを楽しみにする季節を考えますと、農業の分野では、どれ程水の大切さ、栄養の必要性を知っていても、ただ水を注ぎ栄養を与えているだけなら、葉を育てることは出来ても、実をつけさせることは出来ません。因みに、私は植物の緑色が大好きです。司祭館で沢山の植物を育て、日々葉の色が濃くなることを楽しんでいます。野菜や果物を栽培する人々にとっては、葉の色が濃くならず、実も出来なければ、死活問題です。農家の人々は一番良いものを収穫する為に勇気を持って、どんなに綺麗な葉であっても、キラキラ光る小さな実でも間引いて、捨てることで、初めて一番大切なものを蓄える力が大きくなり、より美味しく、実らせることが出来るのです。自然界においても、良い実りの為には断わる・捨てる・離れる、つまり「だん・しゃ・り」が必要なのです。秋の新学期を迎える子供たちも運動会の準備等を通して、自分の怠け心・弱い心を捨て、皆と協力して団体行動や健康な体作りの大切さを知る良い機会です。
 正にキリスト者も、イエスに従っていく時に、この自然界を見倣って、妨げるものを断ち、捨て去り、離れることで一層成熟して行きたいものです。この「断捨離」は勿論、私たちの力や技術だけで行うものではなく、聖霊の働き、神の力に助けられながら行い、悪いものを乗り越え、豊かに実らせることが出来るのです。「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。わたしにつながっていながら、実を結ばない枝はみな、父が取り除かれる。」(ヨハネ15:1‐2a)というイエスの言葉を心に留めたいと思います。九月の秋の爽やかさと豊かな実りを待ち望みながら、自分の生活の中で勇気を持って、自分にとっての、キリスト者としての「だん・しゃ・り」を捧げて参りましょう。



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2019.09.16 Monday
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